再度の申込が不要のノーローン、潜んでいる罠に気をつけろ

ノーローンだと一度審査を受けて借入可能だと判断された後は、再度の借入の際にはもう一度審査を受ける必要がありません。もし、再度の審査が必要だとすると、手間がかかるためキャッシングに対する壁が大きいように感じますが、それがなければ手軽に利用することができるわけです。これはノーローンのひとつの大きなメリットと言えるでしょう。しかし、これには落とし穴がないわけではありません。これからそこに潜む危険について少し考えてみましょう。

貸す側からすると、返済の万全を期するためなら本来なら再度審査をしたほうが良いのですが、そうしないのにはどういう理由があるのでしょうか。それは、ノーローンを含めカードローンの場合は借り入れ額が少額であるため、仮に貸倒になったとしても、高い金利をとることによってその危険が担保できる、ということが挙げられます。さらには、そうした少額を借り入れる利用者を広く、そしてたくさん確保しておきたい、という狙いもあるでしょう。とくにノーローンは1週間は無利息ですから、ついつい手軽に利用してしまう点で誘惑的です。彼らの本来の狙いはその先にあります。つまり繰り返しノーローンを使わせることによって借金に対する感覚を麻痺させようというわけです。特に再度の審査も必要なければ借りるほうとしてみれば、あたかも自分の銀行口座からお金を引き出しているような感覚にすら陥ってしまうわけです。

ですから、ノーローンの再度利用の際には貸す側がそうした狙いをもっていることをよく意識して足元をすくわれないようにしましょう。

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