ノーローンでの過払い金はこうして取り返せ!

ここ最近、司法書士や法律事務所の広告が増え、その多くが目玉として取り扱っているのが過払い金請求です。いまは随分と落ち着いた感もありますが、これから貸金業者への過払い金請求を検討していらっしゃる方もおられるかと思います。

さて、この過払い金請求、そもそもなんのか、ということですが、貸金業者は利用者にお金を貸す際に利息をとり、それによって儲けているわけですが、その利息を貸金業者の好きなように決められてしまったら大変なことになってしまいます。もし、お金を借りることになれば一体利息をどれだけ払わなければならないのか、ということは皆さんも一番気にする問題かと思います。ですから、貸金業者が好き勝手取りすぎることがないように、一応利息制限法という法律によってその上限が決められています。しかし、知らず知らずのうちにこれを超える額を払っていることがあり、その調整をするために利用者のほうから貸金業者に過払い請求をする必要があるということです。

さて、ノーローンにおいての過払い請求の相手は新生銀行でも、レイクでもなく、シンキという会社です。通常はまずシンキに過去の取引履歴を請求し、それに基づいて自分がどのくらいの利息を過払いしているのかを計算しなければなりません。だいたい請求後2,3週間くらいでそうした資料を手にすることができます。そして、最初は双方の折り合いをつく額を提示する、つまり和解という手段をとるわけですが、ほとんどの会社が良い条件を提示してくることはなく、シンキもその傾向があります。

請求額の1割から3割で満足できる方はいいのですが、そうでなければ、次は訴訟へと勧めていかねばなりません。訴訟は自分でもできるんですが、もし不安ならば司法書士や弁護士の力を借りることになるでしょう。その場合は彼らに支払う報酬もコストとしてかかってきますので、きちんと計算にいれておくようにしてください。

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